栗山巧は熱い男だ
2001年ドラフト4位で入団した。
元々身体が大きくない栗山巧は入団当初はファームで鍛え上げた。
入団3年目には二軍で3割を打つなど確実なバッティングを身につけ
2005年に一軍に定着。
84試合に出場して打率.297と活躍し選球眼の良さも手伝い出塁率.357を記録した。
同期入団の中村剛也との対談では
自分は幾らウエイトをやっても身体が大きくならず飛距離が出ないことを述べている。
それに対し中村は「天然ですから。」とケロリと発言していた。
2006年には骨折などもなり出場機会が少なくなってしまった。
2007年はレギュラーを手に入れ打率.278ながら45四球を選んで出塁率.380、得点圏打率.324を記録した。
そして2008年は背番号が52から1番へと変更された。
秋山幸二、佐々木誠が背負った栄光の背番号である。
そのプレッシャーの跳ね除け打率.317という素晴らしい記録を打ちたて
安打数167本で初めてのタイトル「最多安打」と獲得した。
西武ライオンズのヒーローインタビューは面白おかしく話す選手が多いが
(渡辺久信監督の指導があり、吉本の芸人によるレクチャーもあったらしい)
栗山巧のインタビューは堅く面白さには欠けるが
熱さは目茶苦茶伝わってくる。
自分も成績について、またチームの置かれた状況と目標に向かう姿勢はまさに「熱い男である。」
また試合直前、練習が終わってライオンズの選手が誰もグランドにいないのに
一人黙々とバットを振り続ける真摯な姿に感動を覚えたものだ。
2009年も活躍が期待されたが春先にスランプに陥ってしまう。
栗山の成績と共にチームはスタートダッシュに失敗し苦戦を強いられてしまう。
(それでも最終的な打率は.267まで伸ばした。)
栗山巧選手に期待するのは出塁率である。3割台後半を目指して欲しい。
そして盗塁の数を30個まで増えた時、背番号1は秋山幸二の背番号では無く
栗山巧と言われるようになるだろう。
熱い血潮と気合はファンには充分すぎる位伝わる。
もう一皮剥けてくれることを切に願う。
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