涌井秀章は絶対的なエースだ。

松坂2世。松坂大輔の横浜高校の後輩である涌井秀章はいつもこの形容詞がついて回った。
でも今や涌井はパリーグを代表するエースとなり2009年は最多勝と沢村賞を受賞した。
西武ライオンズにとって、いなくては困る男だ。
松坂大輔の様にメジャーに行って欲しくない。

2004年にドラフト1位指名で入団すると
1年目から先発ローテーションに抜擢される。
オープン戦では結果を出していたのだがペナントレースに入ると打ち込まれてしまい
1勝6敗防御率7.32という結果に終わる。
先輩の松坂大輔はルーキーイヤーでいきなり16勝、防御率2.60という成績を上げていたので
多くの人が「松坂2世っていうほど凄い投手じゃないよ。」という印象を持った。
しかしプロの水にも慣れ、本人の努力もあり2年目に一気に12勝をあげて立派にローテーションを守り通した。
その年のオフにプロ野球界の大エース松坂大輔がポスティングシステムを使いアメリカへの移籍が決定すると涌井投手への期待が一気に高まることとなる。
涌井秀章は、その期待に答え3年目の2007年に17勝で最多勝のタイトルを手にした。
彼に付いていた枕詞が「松坂2世」から「西武ライオンズのエース」に変わった年であった。
その後北京オリンピック代表やWBC代表にも選ばれて日本中の人に名前が知れ渡っていくことになる。
2009年には背番号18をつけ最多勝と沢村賞を受賞。
ダルビッシュ投手と共にパリーグの顔となっている。
2人の投げ合いをこれからも是非観にいきたい。
まるで松坂大輔とソフトバンクホークスの斉藤和己の投手戦を思い出してしまう。

それにしても涌井のFAが気がかりだ。
諸先輩が海外で活躍し、自分も国際試合で結果を残している。また西武球団に対し年俸面で不満もありそうだ。
ライバルのダルビッシュも当初、メジャーには行かないとの発言をしていたが
最近は微妙に心が揺れている様にも感じる。

これ以上、選手の流出は避けてもらいたい。
このままでは皆西武ライオンズが。いや、日本の野球が嫌いになってしまう。

FA制度さえ無かったら
今ごろ松坂、涌井、岸、菊池雄星、帆足という投手王国が完成していたのに。。。。
西武のフロント、編制の方たちには選手からも愛される球団作りをしてもらいたいものである。

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